前回から1か月近く時間がたってしまいました。
内容を思えていますか?
前回、
コロナ禍の中、今やるべきことは「己」(自己の実情)を知ることだと述べました。
つまり己、つまり経営資源の実情を正しく知る(把握する)ことだと考え、経営資源とは大きくは、ヒト、モノ、カネ、情報の4つを知ることだと述べました。
さて、この4つの経営資源のそれぞれを知る前に経営戦略について考えてみましょう。
経営戦略とは何か、を調べるといろんな書物等にいろんなことが書いてあります。私が、簡潔にかつ分かりやすく説明してあると感じたのは、
経営戦略とは「戦わずして勝つ」あるいは「戦わずして優位に立つ」ための事業構造の変革であり、それによって自然に高収益を生むことができるような体勢を実現することである(日本経営合理化協会 出版局 一倉定の経営心得 16ページ)
にあるように、自然に高収益を生むように体勢を実現することでしょう。
つまり高収益を生むように体勢を実現するためには、ヒト、モノ、カネ、情報の4つを知り事業構造を変革することが経営戦略だということです。
では、
高収益を生むように体勢を実現するために、ますカネについてお話したいと思います。
カネについては、3つの視点で知る必要があります。
では次回から、カネについて3つの視点から話を始めたいと思います。