• ホーム
  • お知らせ一覧
  • M&A支援
  • お問い合わせ
  • 会社概要
  • アクセス
  • ブログ
補助金  ·  05日 1月 2022

補助金を申請を考える(その2)

前回に引き続き、補助金申請について考えてみましょう

 

前回のブログ[補助金申請を考える]はこちら

https://www.hayashibara-consulting.com/2022/01/04/%E8%A3%9C%E5%8A%A9%E9%87%91%E7%94%B3%E8%AB%8B%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B/

 

では、審査の観点で具体的に考えてみましょう。

 

事業計画書の部分の審査の観点は、公募要領に書かれているように 

①自社の経営状況分析の妥当性

◇自社の製品・サービスや自社の強みを適切に把握しているか。

②経営方針・目標と今後のプランの適切性

◇経営方針・目標と今後のプランは、自社の強みを踏まえているか。

 

◇経営方針・目標と今後のプランは、対象とする市場(商圏)の特性を踏まえているか。

 

ここで、

「経営状況分析」の明確な言葉の定義は不明ですが、ここは定量的な数値分析だけではなく、定性的な点までを含めた分析ができているか、ということと考えるのが妥当と考えます。定性的な点を含めて、結果として売上・利益の増減が発生していることをトータルで分析できているかどうかを評価(審査)されているのだと考えます。

 

 

 また、

経営方針・目標と今後のプランには、正解はなくても、適切解はあると考えます。

事業計画書と審査の観点から、その根拠は強みと市場となります。

・(補助金を活用して強化した)強み×(補助金を活用して補強・開拓した)市場

・強み×(補助金を活用した新市場・新顧客)

・(補助金を活用した弱みの克服)×市場

などが考えられます。

やはり、方針への根拠が必要となると考えます。

 

審査の観点のキーワードは市場(商圏)の前にある「対象となる」ではないでしょうか。

 

例えば、商圏が徒歩圏内の飲食店にもかかわらず、市場の話しを全国レベルでの飲食店の動向を記載しても「対象ではないので」根拠にはならないと思います。

 

次に事業計画書の様式と審査の観点を見比べてみましょう。

 

事業計画書の部分は

様式が

1.企業概要

2.顧客ニーズと市場の動向

3.自社や自社の提供する商品やサービスの強み

4.経営方針・目標と今後のプラン

となっているのに対し審査の観点が

①自社の経営状況分析の妥当性

②経営方針・目標と今後のプランの適切性

となっていることから、

 

1⇒2+3(企業概要の経緯・経験の結果、強みや顧客の獲得につながっている)

または

2+3⇒1(強みや顧客の獲得または変化の結果、現在に至っている)

となるものと考えます。

このストーリーの妥当性が①の審査の観点であろうと考えます。

この点では、企業概要に経緯・経験がないと、強みを持っている理由、顧客・市場を持っている理由がわからず、ストーリーが成立できないことになりませんか?

 

4の「企業方針・目標と今後のプラン」が、1+2+3から導かれたものであることを②で審査すると考えるのが、妥当と考えます。

 

そう考えると、1+2+3⇒4が素直にストーリー展開できるかどうかがポイントとなると思います。1、2、3、4をトータルでみることで、4の適切性がわかり②が審査されることになるはずです。

 

別の観点でいうと、

1.過去から現在

2.現在の強み

3.現在の市場・顧客

4.将来の方向性

でつながっていることがわかります。

 

やはり、1~4のストーリーに無理がないことが重要でしょう。

審査資料においても戦略はストーリーです。

 

 

補助事業計画の部分はまた次回に。

tagPlaceholderカテゴリ:
お問い合わせはこちら

株式会社林原

コンサルティング 

〒210-0007 

川崎市川崎区

駅前本町11-2

川崎フロンティアビル4階

TEL 044-

           440-3124

 

 

ホーム

事務所案内

お問い合わせ

アクセス

ブログ


概要 | プライバシーポリシー | サイトマップ
Hayashibara Consulting Office Copy Right
ログイン ログアウト | 編集
  • ホーム
  • お知らせ一覧
    • テクニカルショウヨコハマ2023
    • 事業再構築補助金(第7回公募
    • 新ビジネスパッケージ
    • 新製品開発セミナー
    • 小規模事業者持続化補助金
    • 川崎商工会議所
    • テクニカルショヨコハマ
    • テクニカルショウヨコハマ2022関連最新情報
    • 2020.1 M&Aセミナー
    • 補助金申請支援
  • M&A支援
    • M&A支援機関登録
    • M&A登録継続(R4.7.1~R5.6末)
  • お問い合わせ
  • 会社概要
  • アクセス
  • ブログ
    • 補助金
    • 製品開発
    • 自己啓発
    • 新規ページ
    • --
    • 経営戦略
    • 利益改善
    • 新規ページ
  • トップへ戻る
閉じる