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利益改善  ·  28日 3月 2022

利益改善の方法(2)


前回は

利益=売上原価+付加価値ー変動費ー固定費

の話をしましたね。

 

今回は、この式の主に前半部分、つまり売上について話していきます。

この式に変形する前の式を思い出してください。

 

そう、

 

利益=単位当たりの売上原価×売上数量+単位当たりの付加価値×売上数量

   ー変動費ー固定費

 

の式です。

 

売上を増やす方法として、簡単に思いつくのは、値引きです。

値引いて単価を下げて、数量を増やすと売上が増えるという発想です。

でも本当に値引きをすると、売上、そして利益は増えるのでしょうか?

 

先ほどの式をまた、少し変形してみましょう。

 

利益=(単位当たりの売上原価+単位当たりの付加価値)×売上数量

   ー変動費ー固定費

 

となりますね。

 

さらに(  )の中を見ていきましょう。

ここは、単位当たりの売価になるのは、よろしいでしょうか。

売価を下げても売上原価は変わらないとすると、

売価を下げるということは、付加価値を減らしていることになります。

 

では、売価を1割下げると売上数量はどの程度増やす必要があるのでしょうか?

1割の増加でしょうか?

 

売上だけを考えると、

 

元々の売価×元々の数量=(0.9×元々の売価)×(数量の増加率)×(元々の数量)

 

ですから、

 

数量の増加率=1/0.9

      =1.11111

 

となりますので、必要な売上数量の増加は1割よりも少し多くなります。

 

ということは、売上を増やすために値下げをしたら、値下げ率以上に

売上数慮を増やさないと、売上高は増加にならないことになります。

 

では、その他の要素、変動費、固定費ではどうでしょうか?

 

販売数量を増やすのですから、変動費は増加します。

また、固定費はかわりません。

 

ということは、売価を下げて売上数量を増やして売上高を増やしても

変動費も増えるので、利益を出すのは容易でないことは、わかるでしょう。

 

次回は費用について述べていきたいと思います。

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